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いよいよ今度こそ、の気持ちでやって参りました「劇王2024」です。
前回2022(隔年開催なので)では、コロナの暴力によって上演当日になっての開催中止となり、皆で涙を飲みながらせめてゲネだけでもと無観客の舞台で上演したのを昨日のことのように思い出せます。
勝っても負けても涙するイベントではありますが、戦えるのに戦えないというのは、悔しいものです。
それでも、これは怨念にしてはなりません。
演劇での戦いというのは、馬鹿馬鹿しく、清々しく、賑々しく行われるべきです。
勝ち負けなんて冗談なのだからこそ、真剣に行われるべきです。
演劇という遊びの営為を遊びつくすように、笑って演劇していこうと思います。
いろいろなおもしろさで皆さまをお迎えいたしますから、どうぞ観に来てくださいませ。
―― 日本劇作家協会東海支部 支部長 渡山博崇
「上演時間20分、役者3人以内、数分で舞台転換可能」
という制約のもとで上演される短編演劇連続上演イベント。
2003年に長久手で生まれ、現在、全国各地で劇王を基にしたイベントが広がっています。
観客とゲスト審査員の投票により優勝者「劇王」が決定されるため、お気に入りの作品に投票するのも楽しみの一つ。
また短編を一気に見られるおいしいトコどりのおトクなイベントなので、観劇デビューにもオススメです。
Aプログラムの勝者、Bプログラムの勝者と第12代劇王関戸哲也の3名で、決勝巴戦を行います。
こちら審査員票と、観客のみなさまの票で決まります。さて、栄えある第13代「劇王」の称号は誰の手に?
「劇王2020」
2020年2月8日(土)~2月9日(日)
第12代劇王:関戸哲也
『死ぬ時に思い出さない今日という1日』
「劇王~アジア大会~」から2年半。装いも新たに始まった「劇王2020」。東海支部から出場の6作家に加え、OMS戯曲賞受賞の関西からの刺客ごまのはえ、そして東海の劇作家でありながら北海道の教文短劇祭2019のチャンピオン関戸哲也。名古屋→北海道→名古屋の逆輸入を果たし、令和最初の劇王の座を手にした!
【出場者】
斜田章大、山口敦史、関戸哲也、鏡味富美子、天野順一朗、
田村優太、長谷川彩、ごまのはえ
【審査員】
鴻上尚史、日澤雄介、鹿目由紀
「劇王」
2003年1月31日(金)~2月2日(日)
初代劇王:杉本明朗『仇討ち』
「劇王Ⅱ」
2004年1月31日(土)~2月1日(日)
第2代劇王:品川浩幸『元パパ』
「劇王Ⅲ」日本劇作家大会in長久手
2005年9月1日(木)~9月4日(日)
第3代劇王:品川浩幸『三日月ビュー』
「劇王Ⅳ」
2007年1月27日(土)~1月28日(日)
第4代劇王:柴幸男『反復かつ連続』
「劇王Ⅴ」
2008年2月2日(土)~2月3日(日)
第5代劇王:鹿目由紀『不惑と窓枠の行方』
「劇王Ⅵ」
2009年2月7日(土)~ 2月8日(日)
第6代劇王:鹿目由紀『信号の虫』
「劇王Ⅶ」
2010年2月6日(土)~2月7日(日)
第7代劇王:鹿目由紀『借り物と協奏』
「劇王Ⅷ」
2011年2月5日(土)~ 2月6日(日)
第8代劇王(劇帝):鹿目由紀『溝』
「劇王Ⅸ」
2012年2月11日(土)~2月12日(日)
第9代劇王:平塚直隆『鹿』
「劇王X~天下統一大会~」
2013年2月9日( 土 )~2月11日( 月・祝 )
劇天:柴幸男『つくりばなし』
「劇王~アジア大会~」
2017年9月15日(金)~9月17日(日)
劇王アジアチャンピオン:平塚直隆『救急車を呼びました』
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